レンブラント・フェルメールの光の扱い

現在フェルメール展が上野の森美術館で開催されている。
レンブラントは、同じオランダのフェルメールとともに、バロック絵画を代表する画家の一人であり「光の画家」「光の魔術師」(または「光と影の画家」「光と影の魔術師」)と呼ばれており、斜め上からの光で人物を照らし出す手法をレンブラントライトといい、光と影によって生み出される立体感で人間をより美しく表現します。
フェルメールも光の粒子までをも捉えた独特な質感を特徴とし、「光の魔術師」と呼ばれています。光の反射を巧みに捉えている点です。ポワンティエ技法(点綴法)という技法で、白や明るめの色を点で乗せていきます。(絵筆の使い方)
この両巨匠の光の扱いは、写真撮影にも取り入れられています。
両巨匠の作品を通じ、光と影の扱いを体得してください。